珈琲工房 萩原

使用している生豆

使用してい豆の種類

グァテマラ

信州安曇野
珈琲工房 萩原の
コーヒー豆は
生産者の顔が見える
コーヒー豆です。

※Wはウォッシュト仕様です。

ブルボンケント
W.グァテマラ
(レインフォレストアライアンス)
タンザニア・ブルボン 
原産国:グァテマラ ウェウェテナンゴ地区
採取標高:1900m
等級:RFA
ブラジル 原産国:タンザニア
品種:ブルボン系
採取標高:1450m
等級:AA
地域・農園:タンザニア北部アルーシャ セリアン農園
モカ W.ブラジル ピーベリー
原産国:ブラジルミナスジェライス州ヤマモト農園
採取標高:1150~1200m 等級:№2 SC17-18
W.モカ・シダモ   W.ブラジル・ピーベリー
原産国:エチオピアシダモ地方
採取標高:2000m
等級:G2
  原産国:ブラジルミナスジェラス州ヤマモト農園
採取標高:1150~1200m
等級:ピーベリーは特殊な豆の為、ブラジルの等級の規格外で取引されます。

※ウォッシュトとは豆の精製方法のひとつで、水洗い式による精製です。水洗い式で精製された豆には、不純物、異物など混入物が少なく、豆を覆う銀皮もきれいに取り除くことができるため、コーヒーの味を落とす要素が少なくなるというメリットがあります。

店主より

信州安曇野 珈琲工房 萩原 のコーヒーは・・・
コーヒーカップ

コーヒーの専門家や焙煎家という人達は、みな一様に持論を展開します。10人のコーヒー専門家や焙煎家の人がいれば10人すべてが、みな言うことが違うのです。『ニュークロップ (新豆)こそが一番美味いんだ」という人もいれば「いやいや、オールドクロップ(収穫されてから3年以上経過した豆)のほうが、焙煎したときの火の通りも良く、深煎りにはオールドの方が向いていて美味い」という人もいます。

はたまた「熱風式や遠赤外線の釜で焼いた豆のほうがふっくらマイルドで美味い」という人もいれば「直火の釜で焼いた豆のほうが香ばしくて好きだ」と、まぁこんな具合に十人十色です。

どの意見が正解とか、また間違っているとか、あるいは、この人の考えが良くて、あの人の言っていることは悪いというようなことはありません。 (当たり前ですが・・・)10人の人が飲んで、その全ての人がうまいと感じるようなコーヒーはないだろうと思うし、色んなコーヒーがあって、その中で自分に合ったコーヒーを見つける。だからコーヒーは面白く、そして奥深いんだと思っています。

そんなわけで、珈琲工房 萩原のコーヒーは、
◎使用しているコーヒーの生豆は上の写真の通り、原産国4カ国で5種類。全て"ニュークロップ"で精製方法は"ウォシュト"。その全ての豆は、私の師である〈有限会社 協立〉代表の川田長生氏が、全て指定農園もしくは指定農協との直接取引きで買い付け、厳選された上級等級・格付けの豆のみを使用しています。実際にそれらの生豆をハンドピックしてみると、カビ豆や発酵豆、未成熟豆といった欠点豆の混入率は60Kg入り麻袋に対して、平均しても2%以下。特にブラジルヤマモト農園のムンドノーボ種に関しては0.5%にも及びません。みなスクリーン(豆のサイズ)の揃いもよく、ふっくらとしていて見るからに美味そうなコーヒー生豆達です。

さらに、それらの生豆は全て "低農薬・低化学肥料"もしくは"有機栽培"で栽培され"完熟豆のみを手摘みで収穫" されていて、まさに極上の高品質生豆です。

※現在、世界中のコーヒー原産国で行なわれている各国のコーヒー豆の品評会等で、カップオブエクセレンス(金賞)というような上位入賞するコーヒー豆のほとんどは低農薬・低化学肥料で栽培されています。

◎焙煎に使っている釜はフジローヤルの3Kg直火式(2007年6月現在)です。

焼窯

私自身がやっぱり直火で焼いたストロングなコーヒーが好きなので、ということと、小さい釜のほうがきめ細かい仕事ができるという理由からです。

直火式の焙煎機でニュークロップを、ましてグァテマラRFAのような硬質な豆をふっくらと美味しく焼くのは結構難しい仕事なのですが、そこが私のこだわりどころなので、これからもずっとこだわり続けていきます。

最後に、私には2人の師がいます。1人は前記したコーヒー一筋25年 (2007年6月現在)有限会社協立 代表川田長生氏と、やはり地元で15年(2007年6月現在)自家焙煎店 豆工房を営む小島十兵衛氏のお二人です。このお二人から私は、コーヒーのことのみならず、人生そのもののあらゆることを学ばせていただいています。これまでのお二人との関わりの中で、お二人から共通していただいた強いメッセージは「まず自分が楽しんでいること」です。確かに、そうでないと広くたくさんの方に愛されるような美味いコーヒーは焼けないのかもしれません。

私はこの二人の師匠たちに対し心から感謝しています。

これからも試行錯誤し、挫折や葛藤を繰り返しながら、長く人に愛されるコーヒーを焼き続け、提供していきます。

信州安曇野 珈琲工房 萩原店主 萩原 茂孝